変われない理由を、仕組みから考える。
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目次
習慣と脳の科学――どうしても変えられないのはどうしてか
ラッセル・A・ポルドラック / 神谷之康 監訳・児島修 訳 / みすず書房
変えたいと思っているのに、同じ行動を繰り返してしまう。そのとき、「自分は続かない人間だ」と結論づける前に、習慣そのものを知るための本を開いてみる。
この本をすすめる理由
『習慣と脳の科学』は、習慣がどのように生まれるのかを脳神経科学と心理学から説明し、行動を変えるための研究を紹介する本です。すぐに使えるコツを集めるより先に、「なぜ変えるのが難しいのか」を理解したい人に向いています。
すすめたい理由は、自分の行動を観察するための視点を増やせること。「やる気が足りなかった」で考えるのを終えず、何をきっかけに、どんな状況で、同じ行動が起きるのかを問い直す入口になります。
習慣は、暮らしを支えてもいる
習慣という言葉から、やめたい行動だけを思い浮かべるかもしれません。しかし本書の紹介が示すように、毎日のルーチンや道具の使い方も、習慣のおかげで考え込まずに行えます。
変えたい行動もあれば、残したい行動もある。そう考えると、目指すことは自分の行動を全部管理することではなく、どの習慣をどう扱いたいのかを見分けることになります。
一つの行動を持って読む
読むときは、気になっている行動を一つ選んでみる。たとえば、作業を始める前についスマートフォンを開いてしまうこと。その行動について「いつ」「どこで」「何のあとに」をメモしておくと、本の話を日常と照らし合わせやすくなります。
これは本書の手順をそのまま紹介したものではなく、読書のための提案です。記録だけで習慣が変わると期待するのではなく、まず自分が何を知りたいのかを具体的にするために使います。
自分を変えたい人にも、自分を少し丁寧に理解したい人にも。簡単な答えを急ぐ前に、行動の背景を考える時間を持ちたいときにすすめたい一冊です。
この本を手に取る
習慣と脳の科学――どうしても変えられないのはどうしてか
ラッセル・A・ポルドラック / 神谷之康 監訳・児島修 訳 / みすず書房
ISBN:9784622095880
書籍内容の参照:出版社の書籍紹介。紹介文をもとに、すすめる理由と読むときの視点をまとめています。
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