「転職は、何から始めればいいのか」では、転職を「理由と軸を決める」「棚卸し」「市場を知る」「応募」「条件確認」「退職」の6つの順番で整理した。
本も同じで、いまどの段階で迷っているかによって、読むべき本が変わる。ここでは、段階ごとに1冊ずつ選んだ。どれも答えをくれる本というより、考える順番をくれる本だ。
| いまの迷い | 読む本 | つながる記事 |
|---|---|---|
| 何をしたいのか分からない | 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 | 「この仕事、向いていない」は、どこまで本当か |
| 会社をどう見極めるか | 転職の思考法 | 転職は、何から始めればいいのか |
| 年収をどう考えるか | 転職と副業のかけ算 | 転職で、年収は上がるのか |
| 長い人生をどう組み立てるか | LIFE SHIFT | 転職すれば、幸せになれるのか |
1. 何をしたいのか分からないとき
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(八木仁平、KADOKAWA)は、「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」を分けて書き出し、自分の軸を言葉にしていく自己理解の本だ。
転職の理由が「今の会社が嫌だ」だけだと、次の会社でも同じことが起きやすい。この本は、逃げる理由の先にある「向かう理由」を探すのに使える。
Amazonでこの本を見る PR2. 会社をどう見極めるか迷ったとき
『転職の思考法』(北野唯我、ダイヤモンド社)は、転職に悩む主人公が、考え方を一つずつ教わっていく物語形式の本。年収が下がっても魅力的な会社に移るべきか、伸びる仕事となくなる仕事をどう見分けるか、といった問いを扱う。
物語なので読みやすく、転職を「求人を探す作業」ではなく「自分の市場での価値を考える作業」として捉え直すきっかけになる。
Amazonでこの本を見る PR3. 年収をどう考えるか迷ったとき
『転職と副業のかけ算』(moto、扶桑社)は、著者が転職を重ね、副業と組み合わせて収入を増やしてきた経験から、生涯年収をどう伸ばすかを書いた本。
注意:これは一人の経験をもとにした本で、同じやり方で誰もが同じ結果になるわけではない。転職で賃金が増えた人・減った人の割合は、「転職で、年収は上がるのか」で公的な統計から整理している。両方を合わせて読むと、期待と現実の距離がつかみやすい。
Amazonでこの本を見る PR4. 長い人生をどう組み立てるか考えたいとき
『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット、池村千秋 訳、東洋経済新報社)は、寿命が延びる時代に、仕事、学び、お金、家族の組み立て方がどう変わるかを考える本。
「教育、仕事、引退」の3段階で人生を考えない、という視点は、目の前の転職を、何十年かの中の一つの移動として見直すのに役立つ。
Amazonでこの本を見る PR本を読んだあとに
本は、迷いを言葉にするのを助けてくれる。でも、決めるのは自分だ。
読み終えたら、「なぜ転職したいのか」と「次の職場で大事にしたいこと」を、それぞれ3行ずつ書いてみる。書けたら、「転職は、何から始めればいいのか」の次の段階へ進めばいい。
このページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。リンクから商品が購入されると、当サイトに紹介料が支払われることがあります。