転職しようと決めた。でも、何から手をつければいいのか分からない。とりあえず転職サイトを開いて、求人を眺めて、なんとなく疲れて閉じる。
これは、多くの人が最初にやってしまう遠回りだ。求人探しは、転職活動の最初の一歩ではない。
転職の6つのステップ
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② 経歴を棚卸しする
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③ 市場を知る
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④ 応募して、面接を受ける
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⑤ 内定の条件を確かめる
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⑥ 退職を伝えて、引き継ぐ
期間の目安は、準備から入社までで数ヶ月。人によって大きく違うが、焦らずに進められる長さを見ておきたい。
① 辞めたい理由と、転職の軸を決める
最初にやるのは、求人探しではなく自分の整理だ。今の仕事の何がつらいのか。次の職場で何を手に入れたいのか。
ここで決めておきたいのが「転職の軸」だ。年収、仕事内容、働き方、勤務地、成長。全部を満たす求人はほとんどない。だから、譲れないものを二つ、譲れるものを二つ決めておく。これがないと、求人を見るたびに気持ちが揺れて、判断できなくなる。
辞めたい理由の整理には、「「仕事を辞めたい」は、逃げなのか」のワークが使える。
② 経歴を棚卸しする
次に、これまでの仕事を書き出す。どんな会社で、どんな役割で、何をして、どんな結果を出したか。
実績は、大きなものでなくていい。「業務の手順を見直して、作業時間を減らした」「新人の教育を担当した」。具体的な数字や場面があると、職務経歴書でも面接でも話しやすくなる。この作業は、自分の強みを知ることでもある。
③ 市場を知る
軸と経歴が整理できたら、ここで初めて外の情報を集める。
- 転職サイト:どんな求人があるのか、相場はどのくらいかを知る
- スカウトサービス:経歴を登録して、どんな会社から声がかかるかを見る
- 転職エージェント:担当者と話して、自分の経歴が市場でどう見られるかを聞く
エージェントは無料で使えるが、その仕組みを知っておくと上手に使える(「転職エージェントは、なぜ無料なのか」)。
④ 応募して、面接を受ける
応募は、軸に合うものから。一社ずつ慎重に選ぶより、ある程度の数に応募したほうが、比較ができて判断しやすい。
面接でほぼ必ず聞かれるのが、退職理由だ。不満を並べるのではなく、「次の職場で何をしたいのか」につなげて話す。①で整理したことが、ここで生きる。
⑤ 内定の条件を確かめる
内定が出たら、すぐに承諾しない。年収の内訳、残業、配属、評価の仕組みなど、条件を書面で確認する。前の職場の不満が、次の職場で解消されるかどうかを確かめるのもここだ(「転職すれば、幸せになれるのか」)。
年収の交渉をするなら、このタイミングになる(「転職で、年収は上がるのか」)。
⑥ 退職を伝えて、引き継ぐ
内定を承諾してから、今の職場に退職を伝える。順番が逆になると、収入が途切れたり、交渉で弱い立場になったりする。転職活動は、在職中に進めるのが基本だ。
退職の伝え方や、引き止めへの向き合い方は「会社を「辞める」と言い出せないときに、知っておくこと」にまとめた。
今日のワーク
- 転職の軸を、譲れないもの二つ・譲れるもの二つで書く
- これまでの仕事で、うまくいったことを三つ書き出す
- 転職サイトかスカウトサービスに、一つだけ登録する
求人を探す前に、自分を探す。
順番を守れば、転職活動は迷いではなく、作業になる。
参考文献・出典
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